「会社ブログの更新日なのに、書くことが何もない……」そんな風にパソコンの前で固まってしまった経験、ありませんか?多くの広報担当者やWeb担当者が同じ壁にぶつかっています。
実は、毎日キラキラした新情報を発信し続ける必要なんてないんです。この記事では、無理なく続けられて、かつ読者に喜ばれるネタの探し方をまとめました。
すべてを完璧にこなすのは難しいですが、どれか1つでもヒントになれば嬉しいです。
私は”運用の継続性”を最優先にまとめます。
会社ブログのネタ切れが起きる3つの原因と対策の考え方

なぜ、あんなにやる気満々で始めたブログが、数ヶ月もすると「書くことがない」状態になってしまうのでしょうか。実は、ネタがないのではなく、ネタをネタとして認識できていない場合がほとんどなんです。
まずは、手が止まってしまう根本的な理由を整理してみてください。
ここを整理するだけで、かなり心が軽くなるはずですよ。
なな子えー、また今日もブログの更新日だ…何書けばいいか全然思いつかないです…



あんた、また机の前で唸っとるんか。ネタなんてそこら中に落ちとるもんやで
ネタ切れの正体は、情報の不足ではなく「心理的なハードル」と「仕組みの欠如」にあります。まずはその3つの原因を見ていきますね。
「役に立つ記事を書かなければ」という思い込み
一番多いのが、自分たちを「情報の専門家」として完璧に見せようとしすぎるパターンです。
教科書のような正しい情報を書こうとすると、どうしても筆が重くなります。
でも、読者が求めているのは、実はもっと血の通った情報だったりするんです。
- 完璧を求めない
- 自分の言葉で書く
- 失敗談もネタにする
この3つに気をつけるだけで、書ける内容の幅がぐっと広がります。特に「完璧を求めない」というのは、長く続けるための鉄則ですね。
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綺麗な文章よりも「誰が書いたか」が大事
たとえば、自社製品の使い方を説明するとき。マニュアル通りの手順を書くのもいいですが、「実は私はこのボタンを押し間違えて苦労しました」という一言があるだけで、読者は親近感を抱きます。
読者は情報の正しさだけでなく、その裏側にいる「人」を感じたいと思っているんです。
100点を目指すと更新が止まる
ブログは公開した後でも修正できます。
最初から100点満点の記事を目指すのではなく、まずは60点くらいで世に出してみる。その「軽やかさ」が、ネタ切れを防ぐ一番の薬になりますよ。私も以前はガチガチに構成を固めていましたが、最近は少し肩の力を抜くようにしています。
ターゲット(読者)の悩みを具体化できていない
「誰に」届けるかが曖昧だと、何を書いていいか分からなくなります。
逆に、特定の誰か一人を思い浮かべると、伝えたいことは自然と溢れてくるものです。
ブログを書くときは、目の前に困っているお客様がいると想像してみてください。
- 昨日の商談相手
- よくある質問者
- 過去の自分
このように、具体的な人物像を一人設定するだけで、書くべき内容は明確になります。
広く浅く全員に届けようとするのは、あえて避けた方がいいです。
「みんな」に書くと「誰にも」届かない
「自社のファン全員に向けて」と考えると、どうしても当たり障りのない内容になりがちです。
でも、「導入したばかりで設定に迷っている〇〇さん」に向けて書けば、手順や注意点が具体的に書けますよね。
その具体性こそが、他の読者にとっても価値のある情報になるんです。
読者の「一日の流れ」を想像してみる
たとえば、月曜の朝、出社してすぐにメールチェックをしている担当者。
そんな人が、ふと一息ついたときに読みたくなる記事は何か。そうやって読者の状況を具体的に描写してみると、自ずとテーマが決まってきます。忙しい朝に長文は読まれないから、サクッと読めるコツをまとめよう、といった判断ができるようになります。
ネタを探す「仕組み」が整っていない
ネタは「探す」ものではなく「ストックしておく」ものです。その日の気分でネタを考えていると、調子が悪い日に必ず詰まります。
日常の些細な気づきをメモしておく場所を決めておくだけで、ネタ切れの恐怖からは解放されますよ。
- メモを習慣化する
- 共有シートを作る
- 締切を固定する
これらを整えるのは少し面倒に感じるかもしれませんが、一度作ってしまえば後は楽になります。
特に、自分一人で抱え込まないことが成功の鍵ですね。
脳内のリソースを使い切らない
「何を書こうかな」と考える作業は、意外と脳のエネルギーを使います。だからこそ、書く内容が決まっている状態でパソコンの前に座ることが大事。
ネタのストックがあれば、あとは「書く」という作業に集中できるので、執筆スピードが格段に上がります。
これは私も実感している大きな変化です。
社内の会話はネタの宝庫
ランチの時間や会議の合間の雑談。
そこにこそ、読者が知りたい「現場の生の声」が隠れています。
「最近、あのお客さんがこんなことで喜んでくれたよ」という話を聞いたら、すぐにメモ。それが立派なブログ記事の一案になります。
自分一人で考えすぎないことが、ネタを枯渇させない秘訣ですね。
【保存版】会社ブログのネタ切れ対策に使える10の鉄板ネタ


私はこの読者には、まず「顧客からよく受ける質問への回答(FAQ)」をおすすめします。
理由は、最も確実に読者のニーズに応えられ、かつ信頼獲得に直結するからです。迷ったらここから始めてください。さて、ここからは具体的にどんなネタが「鉄板」なのか、10個のカテゴリーに分けて見ていきましょう。



鉄板ネタ…!それさえあれば、もう悩まなくて済みそうです。



甘いな。ネタを知るだけやなくて、どう料理するかが腕の見せ所やで。
全部を一気に試す必要はありません。今の自分たちが書きやすそうなものから、1つずつ手に取ってみてください。
1. 顧客からよく受ける質問への回答(FAQ)
営業先やサポート窓口で、何度も同じ質問をされることはありませんか?それは、多くの人が同じ疑問を持っているという証拠です。それを記事にするだけで、立派なコンテンツになります。
- 検索に強い
- 営業資料になる
- 信頼度が上がる
お客様の疑問を先回りして解決する姿勢は、そのまま会社の信頼につながります。まずは、最近受けた質問を3つ書き出してみることから始めましょう。
質問の「裏側」にある意図を汲み取る
たとえば「価格はいくらですか?」という質問。単に金額を答えるだけでなく、「なぜその価格設定なのか」「他社と比べて何が違うのか」まで深掘りして書くと、より価値の高い記事になります。読者が本当に知りたいのは、数字そのものよりも「納得感」だったりするからです。
商談の帰りの電車がチャンス
商談で聞かれたこと、うまく答えられなかったことはありませんか?その悔しさをバネに、改めて丁寧に回答をまとめる。
それがそのまま、最高のブログネタになります。「あの時こう伝えれば良かった」という思いを込めて書く文章は、必ず誰かの心に響きますよ。
2. 自社サービスの導入事例やお客様の声
自社の商品を使って、お客様がどう変わったのか。そのストーリーは、検討中の読者にとって何よりの判断材料になります。キラキラした成功体験だけでなく、導入前の悩みも含めて書くのがポイントです。
- 導入前の課題
- 選んだ決め手
- 導入後の変化
この流れで書けば、構成に迷うことはありません。事実を並べるだけでなく、当時の担当者の熱量も伝わるように工夫してみてください。
「なぜ自社だったのか」を深掘りする
数ある競合の中から、なぜあなたの会社を選んでくれたのか。
そこには、自分たちでも気づいていない自社の強みが隠れていることが多いです。
「担当者の対応が早かったから」「説明が一番分かりやすかったから」。
そんな些細な理由こそ、ブログで伝えるべき自社の魅力なんです。
失敗から学んだ「導入のコツ」も添える
すべてがスムーズにいった事例ばかりではないはずです。導入の過程で起きたトラブルや、それをどう乗り越えたか。
そんな「泥臭い話」こそ、読者は信頼します。
失敗を隠さず、そこから得た教訓をシェアすることで、専門家としての深みが増しますね。
3. ニュースより「自社の立ち位置」を優先する
業界の最新ニュースをいち早く届けるのは大変です。
でも、そのニュースに対して「自社はどう考えているか」を書くのなら、今すぐできます。
上位サイトの多くは「最新情報を網羅せよ」と言いますが、私はあえて「後出しジャンケン」をおすすめします。無理に速報を追う必要はありません。
- ニュースを要約
- 自社の見解を述べる
- 読者への影響を予測
ニュースそのものよりも、そのニュースが「読者にとってどんな意味があるのか」を自分たちの言葉で語ることが大事です。
それが、専門家としての信頼につながります。
専門家のフィルターを通した解説
情報の波に溺れている読者は、単なる事実ではなく「どう解釈すればいいか」を求めています。
「このニュースは、中小企業の皆さんにとってはチャンスですよ」といった一言があるだけで、その記事の価値は跳ね上がります。
自分たちの経験をもとに、自信を持って意見を言ってみましょう。
流行りに乗るなら「条件付き」で
たとえばAIのニュース。「これからはAIの時代だ!」と手放しで喜ぶのではなく、「事務作業の効率化には最適ですが、クリエイティブな部分はまだ人間が担当すべきです」といった、現場に即した条件付きの意見。そんなリアルな視点こそ、読者が求めているものです。
何でもかんでも「いい」と言う必要はありません。
4. 専門用語を初心者向けに解説する「用語集」
自分たちにとっては当たり前の言葉でも、新人さんやお客様にとっては「?」な言葉、たくさんありますよね。それらを一つひとつ丁寧に解説する記事は、地味ですが着実に読まれます。
ちなみに、私は「AI生成の自動用語集」も候補に挙げましたが、信頼性と温かみから見ると今回は外しました。やはり、現場の感覚で解説してこそ価値があるんです。
- 専門用語を使わない
- 身近な例え話を使う
- 図解や写真を添える
「中学生が読んでも分かる」くらいまで噛み砕いてみてください。分かりやすい説明は、それだけで強力な武器になります。
「今さら聞けない」に寄り添う
読者は、分からないことを「分からない」と言うのが恥ずかしいと感じていることも多いです。
だからこそ、「今さら聞けない〇〇の意味」といったタイトルで、優しく解説してあげる。その気遣いが、ファンを作るきっかけになります。難しいことを難しく語るのは簡単ですが、易しく語るのはプロの仕事です。
独自の「社内用語」もあえて紹介する
業界用語だけでなく、社内でしか通じない独特の言い回しを紹介するのも面白いです。
「うちの会社では、この作業のことを〇〇って呼んでいるんです」というエピソード。
そこから会社の雰囲気が伝わり、親近感を持ってもらえることもありますよ。ちょっとした遊び心も、ブログには必要ですね。
5. 社内イベントやオフィス風景の紹介
「こんなこと書いて意味あるの?」と思われがちですが、採用活動や信頼獲得にはかなり効きます。どんな人が、どんな場所で働いているのか。その「空気感」を伝えることは、文字情報だけでは不可能な信頼を築きます。
- ランチの様子
- オフィスのこだわり
- 勉強会の風景
綺麗な写真である必要はありません。スマホで撮った自然な写真の方が、かえってリアルな魅力が伝わることも多いですよ。まずはデスク周りのこだわりを紹介することから始めてみては?
飾らない日常が一番の差別化
他社とサービス内容が似ていても、「この人たち、楽しそうに働いているな」という印象は真似できません。
たとえば、休憩時間にみんなでコーヒーを飲んでいる何気ない一枚。それだけで、「ここなら安心して任せられそう」と感じる読者もいるんです。
人間味を出すことを恐れないでください。
「こだわり」の背景にある想い
「なぜこの椅子を選んだのか」「なぜ観葉植物をたくさん置いているのか」。
そこには必ず、社員の働きやすさやお客様への配慮といった「想い」があるはずです。その想いを言葉にすることで、単なるオフィス紹介が、会社の理念を伝える深い記事に変わります。
些細なことにも、実は意味があるんですよね。
6. 社員インタビュー(入社理由や仕事へのこだわり)
社員一人ひとりにスポットライトを当てる記事は、ネタ切れ対策の救世主です。自分一人で書く必要がなく、話を聞いてまとめるだけでいいからです。さらに、社員のモチベーションアップにもつながるという、一石二鳥のネタなんです。
- 今の仕事内容
- 仕事で一番嬉しい瞬間
- これからの目標
15分程度の立ち話でも、十分なネタになります。普段は照れくさくて言えないような熱い想いを、ぜひ引き出してみてください。
意外な一面がファンを作る
「仕事中は厳しいけど、実は休日は保護猫活動をしている」といったプライベートな一面。そんなギャップが、読者との距離を一気に縮めます。
仕事の話8割、プライベートの話2割くらいのバランスが、人間味が出てちょうどいいですね。
社員の個性をどんどん出していきます。
「なぜここで働いているのか」の原点
数ある会社の中から、なぜ今の会社を選んだのか。
その「原点」の話は、求職者にとってもとても価値のある情報です。
入社前に抱いていた不安や、入社後に感じたギャップ。それらを正直に語ることで、より深く、より強い共感を生むことも可能です。嘘のない言葉には、人を動かす力がありますから。
7. 業務で愛用しているツールやガジェットの紹介
プロが実際に使っている道具は、誰にとっても興味深いものです。高価な機材でなくても構いません。効率化のために使っているアプリや、お気に入りの文房具など、身の回りのものを紹介してみるのが近道です。
- 選んだ理由
- 使いこなしのコツ
- 導入して変わったこと
「これなしでは仕事が回らない!」という愛用ツールを1つ選んでみてください。熱量を持って語れるはずですよ。
効率化の「裏技」をシェアする
「このツールのこの設定を変えるだけで、作業時間が半分になりました」。そんな具体的なノウハウは、同じ悩みを持つ人にとって最高のプレゼントになります。
自分たちにとっては当たり前のスキルでも、外の人から見れば目からウロコの情報であることは珍しくありません。惜しみなく出するのがいいです。
失敗したツールの話も面白い
「話題だったから導入してみたけど、自分たちには合わなかった」。そんな失敗談も、実は立派なコンテンツです。
なぜ合わなかったのかを分析することで、読者が同じ失敗をするのを防げます。成功談ばかりの記事よりも、むしろ信頼されるかもしれませんよ。
正直であることは、ブログ運営では最強の武器です。
8. 過去に反響があった記事の「深掘り」や「最新版」
新しいネタが見つからないときは、過去の記事を見直してみるのが近道です。1年前に書いた記事を、今の視点で書き直したり、さらに詳しく解説したり。過去の自分と対話するような感覚で書けるので、意外と筆が進みます。
- 最新情報を追記
- 別の切り口で書く
- 読者の質問に答える
一度書いたネタを使い回すのは、悪いことではありません。むしろ、重要なテーマだからこそ、何度も形を変えて伝えるべきなんです。
過去の財産を有効活用しましょう。
「あの時」と「今」の違いを楽しむ
「1年前はこう考えていましたが、今はこう思います」。そんな変化を綴るのも、ブログならではの面白さです。
会社が成長している証拠でもありますし、読者にとっても興味深いストーリーになります。
完璧な正解を出し続ける必要はありません。
成長の過程を見せることも、立派なコンテンツです。
反響が大きかった理由を分析する
なぜあの記事はあんなに読まれたのか。それを自分なりに分析して、その要素を別のテーマに当てはめてみる。
「図解が分かりやすかったから、今度も図解を入れよう」といった具合です。過去の成功体験は、次のネタを生み出すための最高の教科書になります。自分のブログの一番のファンになりましょう。
9. 季節行事や時事ネタに関連させた自社トピック
「もうすぐクリスマスですね」といった季節の話題。
それ単体では日記になってしまいますが、自社のビジネスと絡めることで、独自性のある記事になります。季節の変わり目は、読者の気分も変わる時期。
そこに寄り添うテーマを選んでみましょう。
- 年末年始の準備
- 夏バテ対策(自社流)
- 新年度の抱負
カレンダーを見れば、ネタは無限にあります。ただし、無理やりこじつけるのではなく、読者が「なるほど、この時期にその視点は面白い」と思えるような工夫をしてみてください。
読者の「今」の気分に合わせる
たとえば梅雨の時期。気分が沈みがちな時期に、ちょっと心が軽くなるような社内のエピソードを届ける。
あるいは、年度末の忙しい時期に、効率化のコツを届ける。読者の生活リズムに合わせて情報を発信することで、「自分のことを分かってくれている」という信頼感につながります。タイミングは、内容と同じくらい大事です。
恒例行事を「文化」として見せる
毎年行っている社内行事。それをただ報告するだけでなく、「なぜこの行事を続けているのか」という背景まで書くと、会社の文化が伝わります。
「うちは毎年、新入社員がカレーを作る決まりなんです」といったユニークな伝統。そこから、会社の団結力や明るさが伝わってきます。
伝統は、最高のネタですね。
10. 失敗談から学んだことや改善プロセスの共有
成功した話よりも、失敗した話の方が読者の心には深く刺さります。恥ずかしいかもしれませんが、勇気を持って公開してみてください。
ただし、単なる愚痴で終わらせず、そこから何を学び、どう改善したかをセットで書くことが絶対条件です。
- 何が起きたか
- 失敗の原因分析
- 現在の対策
「同じ失敗をしてほしくない」という想いで書けば、それは最高の「お役立ち記事」になります。失敗は、成長のための貴重なデータ。それをシェアしない手はありません。
失敗を隠さない誠実さが伝わる
トラブルが起きたとき、それをどう処理したか。そのプロセスを公開することで、読者は「この会社は何かあっても逃げずに対応してくれる」という安心感を持ちます。
ピンチをチャンスに変える、一番の方法かもしれません。失敗を恐れず、むしろネタにしてやるくらいの気概でいきましょう。
改善の過程を「実況中継」する
「今、まさにこの課題にぶつかっています」という現在進行形の話も面白いです。試行錯誤している様子を見せることで、読者はあなたの会社の「応援団」になってくれるかもしれません。
完成された結果だけでなく、もがいているプロセスを見せる。
それも、現代のブログ運営の中の一つの正解なんです。一緒に成長するのがいいです。
ネタ切れを未然に防ぐ!日常からブログネタを探すコツ
「さあ書くぞ!」と意気込んでからネタを探すのは、正直かなりしんどいです。そうではなく、日常生活の中でアンテナを張っておき、ネタが向こうから飛び込んでくるような状態を作っておきましょう。
ここでは、私が実際にやってみて「これは効く!」と感じたコツをお伝えします。



アンテナを張る…具体的にどうすればいいんでしょう?



難しく考えんでええ。まずは「なんでやろ?」と疑うことから始めるんや。
実は、以前の私は「1つの記事には1つの新しいネタが必要だ」と頑なに信じていました。でも、ある時マーケティングの専門家から「1つのネタを3つの切り口で書け」という話を聞いて、考えがガラッと変わったんです。それからは、ネタ探しが格段に楽になりました。
キーワードリサーチツールで「検索意図」を把握する
自分の頭だけで考えるのには限界があります。世の中の人が実際に何を検索しているのか、ツールを使って覗いてみましょう。意外な組み合わせの言葉が検索されていることに驚くはずです。
それは、あなたがまだ気づいていない読者の「悩み」そのものです。
- 関連キーワードを見る
- 質問サイトを覗く
- 競合のタイトルを分析
ツールを使うと、客観的なデータに基づいたネタ選びができます。
「自分が書きたいこと」と「読者が知りたいこと」の接点を見つけ出す。
これが、外さない記事を書くための第一歩です。
読者の「検索の向こう側」を想像する
たとえば「会社ブログ ネタ切れ」と検索している人は、単にネタが欲しいだけではありません。「上司に更新しろと言われて困っている」「自分の文章に自信がない」といった、リアルな背景があるかもしれません。その背景まで想像して書くことで、文章に深みと説得力が生まれます。
データは、あくまでヒントなんですよね。
意外なキーワードの組み合わせに注目
「〇〇(自社サービス) + 難しい」といったネガティブな組み合わせ。
一見、避けたくなりますが、これこそが「解説記事」を求めている読者のサインです。そこを正面から受け止めて、「確かに最初は難しいですよね、でもコツがあるんです」と寄り添う。そんな記事が、結果として一番喜ばれるんです。
逃げずに、向き合いましょう。
営業・カスタマーサポート部門へのヒアリングを習慣化する
広報やWeb担当者が一人でネタを考えるのは限界があります。現場でお客様と接している社員は、ネタの宝庫です。
定期的に「最近、何か面白い質問あった?」と声をかける習慣を作ってみてください。これ、本当に大事なポイントです。
- 立ち話で聞く
- チャットツールを活用
- 定例会議で報告してもらう
「ブログのネタをください!」と構えて聞くよりも、雑談の中で聞き出す方が、リアルで面白い話が出てきやすいです。
現場の声を、あなたのペンで価値あるコンテンツに変えていきましょう。
現場の「当たり前」は読者の「特別」
営業担当者が何気なくやっている気遣いや、サポート担当者がサッとこなしているトラブル対応。彼らにとっては日常でも、読者から見れば「そんなことまでしてくれるの?」という驚きのネタになります。
自分たちでは気づけない自社の魅力を、ヒアリングを通じて再発見してください。会社を好きになるきっかけにもなりますよ。
お客様の「生の声」をそのままタイトルに
ヒアリングで出てきたお客様のセリフ。
「〇〇って、もっと簡単にできないの?」といった言葉。それをそのまま記事のタイトルに使ってみてください。
同じことを思っている他の読者の目に、必ず留まります。
綺麗な言葉で飾るより、生々しい言葉の方が、今の時代はよっぽど強力です。
現場の言葉を大切にしましょう。
「1つのネタを3つの切り口で書く」スピンオフ発想法
これが、私が一番おすすめしたい方法です。1つの出来事を、ターゲットや目的を変えて3回書く。
これだけで、ネタの数は3倍になります。
同じことを何度も書くのは気が引けるかもしれませんが、読者はすべての記事を読んでいるわけではないので、全く問題ありません。
- 初心者向けの「解説」
- 経験者向けの「考察」
- 社内向けの「裏話」
たとえば「新サービス導入」というネタなら、この3つの視点で書けますよね。
1つの経験をしゃぶり尽くすくらいの気持ちで、色々な角度から光を当ててみてください。ネタ切れとは無縁になれますよ。
視点を変えれば、景色は変わる
たとえば「オフィス移転」。
広報視点なら「新しい場所での決意」、総務視点なら「移転作業の効率化のコツ」、社員視点なら「周辺のおすすめランチ」。
同じ出来事でも、語る人が変われば全く別の物語になります。社内の色々な人に執筆をお願いしてみるのも、一つの手ですね。
ブログに多様性が生まれます。
過去記事の「その後」を追いかける
半年前の記事で「新しい習慣を始めました」と書いたなら、その後の経過を報告する。うまくいっていればその秘訣を、失敗していればその反省を。
読者は、あなたの会社の「ストーリー」に興味があります。
点ではなく線で情報を発信することで、飽きさせないブログ運営が可能になります。続きが気になるブログを目指しましょう。
継続を楽にする!会社ブログ運営を仕組み化する3つのポイント
ネタがあっても、書くのが苦痛では続きません。
ブログ運営を「個人の頑張り」に依存させるのではなく、「会社の仕組み」として組み込んでしまいましょう。ここからは、私が最も熱を込めてお伝えしたい「仕組み化」の話をします。
これさえできれば、ブログはもう怖くありません。



仕組み化…!それができれば、私の肩の荷も少しは軽くなりそうです。



せやで。一人で抱え込むんは、ただの自己満足や。組織として動くんや!
仕組み化のポイントは、徹底的に「考える手間」を減らすこと。そして「一人でやらない」ことです。
具体的に見ていきましょう。
投稿スケジュール(コンテンツカレンダー)を作成する
「今日は何を書こう」と考える時間をゼロにします。あらかじめ、1ヶ月先までの投稿テーマと担当者を決めておきましょう。
これだけで、心の余裕が全く違います。
もちろん、急なニュースがあれば差し替えてもOK。
ベースがあるという安心感が大事なんです。
- 投稿予定日
- 仮タイトル
- 担当者
カレンダーを作ると、全体のバランスも見えてきます。「最近、真面目な記事が続いたから、次は少し緩いネタにしよう」といった調整もしやすくなりますよ。まずは、来週の分だけでも決めてみませんか?
締切があるから、書ける
「いつでもいいよ」と言われると、人間はいつまでも書きません。
「来週の木曜日までに」と決まっているからこそ、脳がネタを探し始めるんです。自分を適度に追い込む仕組みを作ることは、創造性を助けることでもあります。締切は敵ではなく、味方だと思ってくださいね。
季節のイベントをあらかじめ埋めておく
カレンダーを作るとき、まずは祝日や業界のイベント、会社の創立記念日などを埋めてしまいましょう。それだけで、書くべき日がいくつか埋まります。
そこに、先ほど紹介した「鉄板ネタ」をパズルのように当てはめていく。ほら、意外と簡単に1ヶ月分が埋まりそうじゃないですか?計画は、最強の武器です。
執筆ハードルを下げる「記事テンプレート」を用意する
真っ白な画面に向かうのが一番辛いですよね。
だからこそ、構成の型(テンプレート)をいくつか用意しておきましょう。
型に沿って文字を埋めていくだけなら、ゼロから考えるよりずっと楽に書き上げられます。
- 結論から入る型
- 悩み共感から入る型
- 実況中継型
自分の会社のブログに合った型を3つくらい作っておけば、ネタに合わせて選ぶだけ。文章の質も安定するので、読者にとっても読みやすいブログになります。
型があるからこそ、個性が際立つんですよね。
導入文の定型化でスタートダッシュ
書き出しで迷う時間はもったいないです。
「こんにちは、〇〇担当の△△です。
最近、こんなことがありました……」といった、自分なりの「お決まりの挨拶」を決めておく。
それだけで、スムーズに本題に入れます。最初の数行が書ければ、あとは意外とスラスラいけるものですよ。自分を乗せる工夫をしましょう。
見出しのパターンを決めておく
たとえば事例紹介なら、「背景」「実施内容」「結果」という見出しを固定にする。
そうすれば、何を書けばいいか迷うことがなくなります。読者にとっても、「いつもの構成」は安心感につながります。
独自性は内容で出せばいい。
構造はシンプルでいいんです。
効率的に、かつ効果的に進めましょう。
社内全体でネタをストックする共有シートを使いこなす
ブログ担当者だけでなく、全社員がネタを投稿できる場所を作りましょう。スプレッドシートでもチャットツールの専用チャンネルでも構いません。
些細なことでも「これブログに使えるかも!」と誰かが思ってくれる環境作りが、究極のネタ切れ対策です。
- お客様の褒め言葉
- 業務のちょっとしたコツ
- 面白かった社内会話
投稿してくれた社員には、しっかり感謝を伝えることも忘れずに。「自分の出したネタが記事になった!」という喜びは、会社全体の活気にもつながります。みんなでブログを育てていきましょう。
「ネタ出し」を評価の対象にする
もし可能なら、ネタを出してくれたことを社内でポジティブに評価する仕組みを作ってみてください。
表彰までいかなくても、朝礼で紹介するだけでも十分です。ブログは広報の仕事ではなく、会社全員で自社の魅力を伝えるプロジェクト。その意識が浸透すれば、ネタに困ることは二度とありません。
「ボツネタ」も大切に保管する
その時は使えなかったネタも、数ヶ月後には最高のネタに化けることがあります。だから、ボツにしたネタも消さずにストックしておきましょう。
時代の変化や自社の状況が変われば、見え方も変わります。過去のアイデアは、未来の自分へのプレゼント。
大切に、大切に貯金しておきましょうね。
まとめ:会社ブログのネタ切れ対策は「視点の切り替え」が鍵


ここまで、会社ブログのネタ切れ対策について詳しく見てきました。
一番大切なのは、完璧を目指して自分を追い込まないこと。そして、日常の中にある「当たり前」を、読者のための「価値」として捉え直す視点を持つことです。ネタ探しを苦行にするのではなく、自社の魅力を再発見する楽しいプロセスに変えていけたら最高ですね。
正解は人それぞれだと思います。ただ、この記事があなたの判断材料の1つになれば、それで十分です。まずは1つだけ、今日からできそうなことを試してみてください。
それだけで、明日のブログ更新が少しだけ楽しみになるはずです。
私の経験がすべてではないので、ぜひ自分たちなりの「鉄板ネタ」を見つけていってくださいね。以上です。何か1つでも参考になっていれば幸いです。
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今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!