「今日もブログの更新日だけど、何を書けばいいんだろう……」そう思って、パソコンの前でフリーズしていませんか?介護の現場は毎日忙しいですし、ネタを探す余裕なんてなかなかないですよね。多くの広報担当者が、同じように「ネタ切れ」という高い壁にぶつかっています。
でも、実は特別なイベントがなくても、皆さんのすぐそばに惹かれるネタはたくさん転がっているんです。この記事では、今日からすぐに使える30個の具体例と、書き続けるためのちょっとしたコツをまとめました。すべてを完璧にやる必要はありません。
まずは、今のあなたに書けそうなものを1つ選ぶところから始めてみてください。
私は”現場の負担を減らしつつ、施設の魅力が伝わる”視点でまとめます。
介護施設のブログネタに困ったらこれ!ジャンル別おすすめネタ30選

なな子ネタが尽きちゃって、もう何を書けばいいのか……。毎日同じことの繰り返しに見えちゃうんです。



あんた、難しく考えすぎや。足元にネタはなんぼでも転がっとるで。
ブログのネタ探しで一番やってはいけないのが、「何かすごいことを書こう」と身構えることです。結論から言うと、迷ったら「入居者様の笑顔」ではなく「スタッフの日常の気づき」を書いてください。
なぜなら、読み手が本当に知りたいのは、そこで働く人たちが何を考え、どんな風に入居者様と接しているかという「心の部分」だからです。キラキラした行事の報告も素敵ですが、それだけでは施設の本当の姿は見えてきません。
むしろ、何気ない会話や、スタッフが感動した小さな出来事の方が、読む人の心に深く刺さるんです。ここでは、4つのジャンルに分けて、具体的ですぐに使えるネタを紹介していきます。まずは肩の力を抜いて、今の施設にある「当たり前」を見つめ直してみるのが近道です。
【日常・生活編】施設のリアルな雰囲気を伝えるネタ
日々の何気ない風景こそ、ご家族が一番見たい情報だったりします。特別なことは何もいりません。
今日、あなたが「いいな」と思った瞬間を切り取るだけで、それは立派なブログ記事になります。
たとえば、窓から差し込む光の加減や、廊下に飾られた一輪の花。そんな些細な変化を伝えることで、施設が大切にしている「空気感」が伝わります。まずは、以下のリストから気になるものを選んでみてください。
- 今日の献立紹介
- 施設内の季節の花
- お散歩コースの景色
- 談話室の笑い声
- 隠れたこだわり備品
- 窓から見える空
- 職員の手作り装飾
- 午後のティータイム
この8つは、どれも準備なしで今すぐ書けるネタばかりです。
特に「今日の献立」は、写真1枚に短い感想を添えるだけで、ご家族に安心感を与えられる鉄板のテーマと言えます。まずはここから始めてみましょう。
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お昼ご飯の湯気に込めたこだわり
たとえば、お昼ご飯の写真を撮る時。ただお皿を写すのではなく、立ち上る湯気や、彩りの良さに注目してみてください。
盛り付けを担当したスタッフの「美味しそうに見えるように」という工夫を添えるだけで、記事の温度がぐっと上がります。ご家族は「うちの親は毎日どんなものを食べているのかな」と気にされているものです。
そんな不安を、1枚の写真と数行の言葉が優しく溶かしてくれますよ。
廊下の隅に咲く小さな季節感
施設の中を歩いていると、ふと季節の移ろいを感じる瞬間はありませんか?職員が自宅から持ってきたアジサイが飾ってあったり、入居者様と一緒に折った折り紙の飾りが増えていたり。そんな「誰かの優しさ」が見える場所を、ぜひ紹介してください。
豪華な設備紹介よりも、こうした小さな気配りの積み重ねの方が、その施設の本当の優しさを雄弁に物語ってくれるはずです。
【行事・レク編】盛り上がりや季節感を共有するネタ
イベントの報告はブログの華ですが、単なる「実施レポート」になっていませんか?「〇月〇日、夏祭りを開催しました。皆さん楽しそうでした」という報告は、正直どこでも見かけます。
せっかく書くなら、そのイベントの裏側にあった準備の苦労や、当日の意外なエピソードを盛り込みましょう。そうすることで、記事に深みが出て、読み手の共感を引き出すことも可能です。
イベントの規模は関係ありません。
- 誕生会の主役の笑顔
- 季節行事の準備風景
- 人気のレク種目紹介
- 外部ボランティア様
- 習い事教室の作品展
- 職員による出し物
- 地域との交流会
- おやつ作りの様子
イベントそのものよりも、その前後のストーリーに注目するのがコツです。
特に「準備風景」は、スタッフがどれだけ入居者様のことを想って動いているかが伝わるため、信頼獲得にとても効くネタになります。
1ヶ月前から始まったサプライズの準備
誕生日会の報告をするなら、当日の様子だけでなく、スタッフがこっそり準備していた時間に絞っててみてください。
どんなプレゼントなら喜んでくれるか、色紙にどんなメッセージを書こうか。そんな風に誰かを想って悩む時間は、介護の仕事の美しさそのものです。その過程を少しだけお裾分けする感覚で書いてみると、ただの報告書が、心温まるショートストーリーに変わります。
意外な才能が開花したレクリエーション
普段は物静かな入居者様が、書道の時間になると力強い筆致で驚かせてくれた。あるいは、音楽療法で昔の歌を完璧に歌い上げた。
そんな「日常とは違う一面」が見えた瞬間は、最高のネタになります。
その時の周りの驚きや、ご本人の誇らしげな表情を、ありのままに描写してみてください。ご家族にとっても、知らない親の一面を知ることは、大きな喜びと安心に繋がります。
【スタッフ・採用編】親近感と信頼感を醸成するネタ
「どんな人が働いているか」は、入居を検討している方にとっても、求職者にとっても最も気になるポイントです。ここでは、スタッフの人間味を出すためのネタを集めました。
ただ、ここで一つ判断したことがあります。実は、「スタッフのプライベートな休日の過ごし方」というネタも候補に挙がりましたが、今回はあえて外しました。理由は、あまりに個人的な話すぎると、プロとしての信頼感とのバランスが難しくなることがあるからです。
それよりも、仕事を通じた成長や想いを中心に据えることをおすすめします。
- 新人職員の奮闘記
- 資格合格のお祝い
- ケアにかける想い
- 研修の様子を公開
- 勤続表彰のスタッフ
- チームワークの秘訣
- 私がこの仕事を選んだ理由
- 休憩時間のひととき
スタッフの顔が見えるブログは、それだけで安心感を与えます。
特に「なぜこの仕事を選んだのか」という原体験の話は、読者の心に強く残ります。一人ずつリレー形式で紹介していくのも、継続しやすくて良い方法です。
失敗から学んだ「寄り添う」ということ
成功談だけでなく、ちょっとした失敗や悩みを共有するのも、人間らしさが伝わって素敵です。たとえば、良かれと思ってした声掛けが裏目に出てしまい、先輩に相談して気づきを得た話。
そんな等身大の姿を見せることで、「この人たちは真剣に入居者様と向き合っているんだな」という信頼が生まれます。
完璧なスタッフではなく、悩みながら成長しているスタッフの姿に、人は安心感を抱くものなんです。
資格試験に挑んだスタッフの熱い日々
介護福祉士やケアマネジャーなど、資格取得に向けて勉強に励むスタッフの姿を紹介しましょう。業務の合間や仕事終わりにテキストを開く姿は、プロとしての自覚の表れです。
合格した時の喜びはもちろん、周囲のスタッフがどうサポートしていたかという「チームの絆」も書き添えてください。
そうすることで、施設の質の高さと、職場の雰囲気の良さを同時にアピールするできます。
【専門知識・お役立ち編】プロの視点で安心感を与えるネタ
介護のプロとしての知見を発信することは、施設の権威性を高めることに繋がります。
ご家族が家で介護をする際に困っていることや、ふとした疑問に答える記事を書いてみましょう。
難しい言葉を使う必要はありません。現場で培った「ちょっとしたコツ」を伝えるだけで、読者にとってはかけがえのない情報になります。専門家としての顔を見せることで、「ここなら任せられる」という確信を持ってもらえます。
- 自宅でできる簡単体操
- 認知症の方への接し方
- 誤嚥を防ぐ食事の工夫
- 介護保険の基礎知識
- 便利な介護グッズ紹介
- 熱中症対策のポイント
- 良い施設の選び方
- 介護疲れを溜めないコツ
これらのネタは、検索から新しい読者を連れてきてくれる可能性も高いです。特に「接し方のコツ」や「便利グッズ」は需要が高く、読まれる傾向にあります。現場の知恵を惜しみなく出するのがいいです。
お箸が進まない時のちょっとした工夫
「最近、あまり食べてくれなくて……」というご家族の悩みに対して、施設で行っている工夫を伝えてみてください。
器の色を変えて視認性を高めたり、一口のサイズを調整したり。現場では当たり前に行っていることが、自宅介護の方にとっては目からウロコの情報だったりします。こうした具体的なアドバイスは、あなたの施設が「個別のケア」を大切にしている証拠としても機能します。
認知症の方の「歩きたい」にどう応えるか
徘徊と言われる行動も、ご本人には必ず理由があります。
その理由をどう探し、どう寄り添っているかという、施設の考え方を発信しましょう。否定せず、まずは一緒に歩いてみる。そんな現場のスタンスを伝えることで、同じ悩みを持つご家族の救いになります。
「この施設なら、父の気持ちを分かってくれそう」と思ってもらえる一歩になるはずです。
読者の心を動かす!介護ブログを執筆する際の3つのコツ





ネタはわかったけど、どう書けばいいのか……。文章を書くのが苦手で、いつも時間がかかっちゃうんです。



上手く書こうとせんでええ。大事なのは「誰に」「何を」伝えたいか、それだけや。
ブログのネタが決まっても、いざ書き始めると筆が止まってしまうことは珍しくありません。
実は、私も以前は「専門用語を正しく使い、感動的な文章を書くこと」がプロの仕事だと思っていました。
でも、ある時ご家族から「難しいことはわからないけど、スタッフさんの笑顔の写真と『今日はこんな話をしたよ』という一言が一番嬉しい」と言われ、考えが180度変わりました。
それからは、立派な文章よりも「温度が伝わる言葉」を優先するようにしています。ここでは、読者の心にまっすぐ届く文章を書くための、シンプルで強力な3つのコツをお伝えします。これさえ押さえれば、書くことがぐっと楽になりますよ。
誰に読んでほしいか「ターゲット」を具体的に決める
「誰か」に向けて書く文章は、結局「誰にも」届きません。
記事を書く前に、たった一人の読者を思い浮かべてみてください。入居を迷っているご家族なのか、それとも就職先を探している学生さんなのか。
相手が決まれば、自然と使う言葉や選ぶエピソードが変わってきます。
ターゲットを絞ることは、他の人を切り捨てることではなく、一人の心に深く刺すための準備なんです。
- 遠方に住むご家族
- 入居検討中の娘様
- 就活中の看護学生
- 地域のケアマネ様
- 施設見学を迷う方
ターゲットが決まれば、その人が「今、何に不安を感じているか」を想像しましょう。その不安に寄り添う一言を添えるだけで、ブログの価値は一気に高まります。丁寧な問いかけを心がけてみてください。
遠く離れて暮すご家族への「手紙」として
たとえば、なかなか面会に来られない遠方のご家族をターゲットにしてみるのが近道です。スマホを手に取り、ふと「お母さん、元気にしているかな」と思った瞬間に、ブログが更新される。
そこで「今日、お庭の花を見て『綺麗ね』と微笑んでおられましたよ」という一文を見つけたらどうでしょう。それはもう単なるブログではなく、安心を届ける大切なお便りになります。
そんな具体的な一人を想像して書いてみてください。
写真を効果的に活用し「施設の日常」を可視化する
介護施設のブログでは、写真は文章以上に多くのことを語ります。
でも、ここで一つ上位サイトとは違う角度の提案をさせてください。
多くの解説記事では「完璧にピントが合った綺麗な写真」を推奨していますが、私は「少しボケていても、ライブ感のある写真」の方が心に響くと考えています。もちろん、プライバシーへの配慮は絶対ですが、あまりに作り込まれた写真は「広告」のように見えてしまい、かえって距離を感じさせてしまうことがあるからです。重要なのは綺麗さよりも、その場の空気感が伝わるかどうかです。
- お顔出しの許可確認
- 背景の映り込み注意
- 自然な表情を狙う
- 暖色系のライトで
- 手元のアップも有効
写真は1記事に1〜3枚程度がちょうど良いバランスです。多すぎると読み込みが遅くなりますし、少なすぎると雰囲気が伝わりません。
特に「手元のアップ」は、作業の丁寧さが伝わるのでおすすめです。
笑顔の奥にある「手のぬくもり」を写す
お顔を写すのが難しい場合でも、惹かれる写真は撮れます。
たとえば、スタッフが入居者様の手に優しく添えている場面や、一緒に折り紙を折っている手元。そんな「触れ合い」を感じさせるカットは、言葉以上に施設の質を証明してくれます。写真から温かさが伝われば、読者は自然と自分の家族がそこで過ごす姿を、ポジティブにイメージできるようになります。
専門用語を避け、家族や一般読者に伝わる言葉を選ぶ
私たちはつい、「ADL」や「傾聴」「覚醒」といった業界用語を使いがちです。しかし、一般の読者にとっては、それらは高いハードルになります。
ブログの目的は「知識をひけらかすこと」ではなく「安心してもらうこと」です。中学生でもわかるような、平易で優しい言葉を選びましょう。専門用語を日常の言葉に翻訳する作業こそが、プロとしての優しさの見せどころです。
- ADL→日常の動作
- 臥床→お休みになる
- 独歩→お一人で歩く
- 誤嚥→飲み込みの失敗
- 離床→ベッドから離れる
専門用語を使わないと「専門性が低く見られるのでは?」と不安になるかもしれません。
でも、実はその逆なんです。
難しいことを簡単に説明できる人こそ、本当のプロとして信頼されます。自信を持って優しい言葉を使いましょう。
専門用語を使わない勇気が信頼を呼ぶ
たとえば「ADLの維持向上を目指しています」と書くよりも、「いつまでも自分の足でトイレに行けるよう、一緒に歩く練習をしています」と書く方が、ずっと具体的で情熱が伝わります。
読者が知りたいのは、専門的な手法ではなく「その結果、どんな生活ができるようになるのか」という未来の話です。専門用語という鎧を脱ぎ捨てて、素直な言葉で語りかけてみてください。
ブログの効果を最大化!集客と採用につなげるための工夫



せっかく書くなら、たくさんの人に見てほしいです。入居希望者さんが増えたり、新しい仲間が来てくれたりしたら最高なんですが。



欲張らんでええけど、工夫は必要やな。見てもらうための「仕掛け」をちょっと足してみよか。
ブログをただの日記で終わらせるのはもったいないですよね。
ちょっとした工夫を加えるだけで、それは強力な集客・採用ツールに化けます。ただし、露骨な宣伝は禁物です。読者は「売り込み」を感じた瞬間にページを閉じてしまいます。
大切なのは、役立つ情報や心温まるエピソードの中に、そっと施設の価値を忍ばせることです。ここでは、読者の信頼を勝ち取り、次のアクション(見学予約や応募)に繋げるための戦略的な工夫についてお話しします。ここは正直、少しだけテクニックが必要な部分ですが、慣れてしまえば自然にできるようになりますよ。
施設の「理念」や「こだわり」を具体的なエピソードで語る
「私たちは入居者様第一を掲げています」という言葉だけでは、残念ながら誰の心にも響きません。
理念は、具体的なエピソードを添えて初めて命が宿ります。たとえば「自由な生活」を理念にしているなら、ある入居者様が「夜中にアイスが食べたい」と言った時にスタッフがどう対応したか、という実話を書いてみましょう。抽象的なスローガンよりも、たった一つの実話の方が、施設の個性を強烈に印象づけます。
- 諦めていた希望を叶えた話
- スタッフが自発的に動いた例
- 施設独自のルールが生まれた背景
- 失敗から方針を変えた出来事
- 毎日欠かさず続けていること
理念とは、迷った時の判断基準です。現場で起きた「小さな判断」の積み重ねを紹介することで、読者は「この施設は本当に理念を大切にしているんだな」と納得してくれます。
きれいごとではない、泥臭いエピソードこそ宝物です。
「ビールが飲みたい」という願いに向き合った日
たとえば、健康上の理由で制限があるけれど「最後の一杯を飲みたい」と願う入居者様がいたとします。その時、単に「ダメです」と断るのか、それとも医師やご家族と相談して、安全に楽しめる方法を必死で探すのか。
その葛藤と、最終的にどうなったかを正直に書いてみてください。こうした「正解のない問い」にどう向き合っているかこそが、その施設の本当の価値であり、選ばれる理由になります。
ご入居者様やご家族からの「喜びの声」を紹介する
自分たちで「良い施設です」と言うよりも、第三者の声を紹介する方が何倍も説得力があります。お手紙やアンケートでいただいた感謝の言葉は、個人を特定できないよう配慮した上で、ぜひ紹介しましょう。
ただし、ただ載せるだけでは不十分です。その言葉をいただいた時、スタッフがどう感じ、これからどうしていきたいと思ったかという「受け取った側の想い」もセットで書くのがポイントです。
- 面会時にかけられた一言
- 退去時にいただいたお手紙
- 行事後のご家族の感想
- ケアマネ様からの評価
- 見学に来られた方の第一印象
喜びの声は、スタッフのモチベーションアップにも直結します。
ブログで紹介することで、良い循環が生まれます。ただし、無理に褒め言葉ばかりを並べる必要はありません。
厳しいご意見への真摯な対応も、信頼に繋がります。
連絡帳に書かれた「ありがとう」の重み
毎日やり取りしている連絡帳の中に、ふと添えられた「いつも母を支えてくれてありがとうございます」という短い言葉。それを見たスタッフが、疲れも吹き飛ぶほど嬉しかったというエピソードを書いてみましょう。ご家族との絆が伝わるだけでなく、これから入居を考える方にとっても「ここなら家族を安心して任せられる、温かい関係が築けそう」というイメージに繋がります。
もうネタ切れしない!ブログ運用を継続するための仕組みづくり



最初はやる気満々なんですけど、だんだんネタを探すのが苦痛になっちゃって。一人で頑張るの、限界があります……。



当たり前や。一人で抱え込んだらパンクする。みんなを巻き込んで、楽に続けられる仕組みを作らなあかん。
ブログ運用で最大の敵は「ネタ切れ」ではなく「孤独」です。広報担当者が一人でネタを探し、一人で書き続けるのは、どんなに文章が上手い人でもいつか限界が来ます。
長く、楽しく続けるためには、組織全体でブログを盛り上げる仕組みが欠かせません。
仕組みと言っても、難しいシステムを導入するわけではありません。日々のコミュニケーションの中に「ブログの種」を見つける仕掛けを作るだけです。
ここでは、現場の負担を最小限に抑えつつ、ネタが自動的に集まってくるような「持続可能なブログ運用」のヒントを提案します。これを実践すれば、ネタに困って頭を抱える夜はもう来なくなるはずです。
職員全員で「ブログの種」を共有する体制を作る
広報担当者が現場のすべてを把握するのは不可能です。でも、現場のスタッフは毎日、感動や発見の連続の中にいます。彼らが感じた「今日のちょっといい話」を、気軽に吸い上げられる仕組みを作りましょう。
たとえば、休憩室に「ネタ投稿ボックス」を置いたり、チャットツールに専用のチャンネルを作ったり。
大切なのは「これはブログに使えるかも!」と職員全員がアンテナを張ってくれる状態を作ることです。
- 休憩室の「ネタ付箋」ボード
- 週替わりのブログ担当者
- 申し送り時の「いい話」共有
- 社内SNSでの写真投稿
- ネタ提供への感謝の仕組み
スタッフに「文章を書いて」と頼むと負担になりますが、「面白いことがあったら教えて」と頼むならハードルは下がります。集まったネタを、広報担当者が料理する。
この役割分担が、継続の秘訣です。
協力してくれたスタッフへの感謝を忘れずに。
申し送り後の「30秒いい話」タイム
毎日の申し送りの最後に、「今日あった、ちょっと心が動いた出来事」を一人だけ発表する時間を設けてみませんか?「〇〇さんが、久しぶりにご自分で靴下を履かれました」といった小さなことで構いません。その30秒の共有が、ブログの貴重なネタになるだけでなく、現場の空気をポジティブに変える力も持っています。
良いことに目を向ける習慣が、施設全体のケアの質まで高めてくれるはずです。
年間行事カレンダーから投稿スケジュールを逆算する
「明日何を書こう」と考えるから苦しくなるんです。
あらかじめ、年間の行事予定に合わせて「いつ、何を書くか」の大枠を決めておきましょう。お正月、節分、お花見……介護施設には季節ごとのイベントがたくさんありますよね。
これらをカレンダーに書き込むだけで、記事の半分以上は予約されたも同然です。
予定が決まっていると、心の余裕が生まれ、突発的な日常ネタも拾いやすくなります。
- 季節行事を月1回配置
- 毎月の献立紹介日を固定
- スタッフ紹介の周期を決める
- 予備日(日常ネタ用)を作る
- 執筆時間を週に1回確保
カレンダーを作ると、記事のバランスも良くなります。行事ばかりが続いたり、逆に更新が途絶えたりするのを防げます。
まずは、向こう3ヶ月分の「仮タイトル」を埋めてみることから始めてみましょう。驚くほど心が軽くなりますよ。
1ヶ月先を見通す「ネタ貯金」のススメ
「今は書くことがたくさんある!」という時に、あえて小出しにする勇気も必要です。大きなイベントの後は、複数の記事に分けて投稿するのも一つの手。
例えば、当日の様子、準備の裏側、終わった後の入居者様の感想。こうして1つのネタを膨らませて「貯金」しておくことで、忙しくて取材ができない週の自分を助けることも可能です。常に少し先の予定を見据えて動くのが、プロの広報の知恵です。
過去の人気記事を「再編集」して最新情報にアップデートする
ネタは常に新しくなければならない、というのは思い込みです。1年以上前に書いた「お役立ち記事」や「施設のこだわり紹介」などは、新しい読者にとっては新鮮な情報です。
過去に反応が良かった記事を引っ張り出し、最新の写真を加えたり、今の視点で追記したりして再投稿しましょう。
これを「リライト」と呼び、ブログの質を保ちながら効率的に更新する、すごく賢い方法です。
- 施設周辺の散歩マップ
- 定番レクリエーション紹介
- 感染症対策の取り組み
- 施設選びのポイント解説
- スタッフインタビュー(その後)
過去の記事を読み返すと、当時の熱い想いを思い出して自分自身の励みにもなります。
また、情報が古くなっていないかチェックすることは、読者への誠実さにも繋がります。
ゼロから作るだけでなく、今ある資産を大切に使い回しましょう。
1年前の「新人さん」は今、どうしている?
以前紹介した新人スタッフの、現在の姿を追跡取材してみるのも面白いネタです。「1年前は緊張していたけれど、今はリーダーとして頑張っています」という成長の物語は、読者に大きな感動を与えます。これは採用向けにも最高のコンテンツになります。
過去の記事を「種」にして、新しい物語を紡ぐ。この視点を持つだけで、ネタ切れという言葉はあなたの辞書から消えるはずです。
まとめ:惹かれる介護施設ブログで「選ばれる施設」へ


ここまで、介護施設のブログネタ30選と、継続のためのコツをお伝えしてきました。
いろいろと書きましたが、一番大切なのは「あなたが楽しみながら書くこと」です。
広報担当者が義務感で書いている文章は、不思議と読み手にも伝わってしまいます。逆に、あなたが「今日、こんな素敵なことがあったんですよ!」と誰かに伝えたくて書いた文章は、必ず誰かの心を動かします。正解は一つではありませんし、人によって合う方法は違います。
この記事が、あなたのブログ運用のヒントに少しでもなれば、それだけで十分です。
まずは今日、施設の中をゆっくり歩いてみてください。そして、入居者様のふとした表情や、スタッフの何気ない気遣いに目を向けてみましょう。
そこには、きっとあなただけの特別な「ネタ」が待っているはずです。
完璧を目指さず、まずは一歩。あなたの施設の魅力を、あなたの言葉で届けていってくださいね。
私の経験がすべてではありませんので、他の情報も見比べながら、あなたなりのスタイルを見つけていただければ幸いです。応援しています……と言いたいところですが、まずは無理せず、ご自身のペースを大切にしてください。
以上です。何か一つでも、明日からの更新が楽しくなるきっかけになれば嬉しいです。
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今回の記事で分からないものは質問どうぞ!少しずつ頑張ろう!!